建設業経理士2級 過去問 第35回 第4問 解説月次工事原価明細表の作成と原価計算の種類
2024年9月8日(日)実施・工事原価明細表・理論・配点24点
どんな問題か
問1は材料・未成工事支出金・工事未払金・前払費用の月初月末残高と当月の仕入・支払高から、費目別の当月発生工事原価と当月完成工事原価を集計して月次の工事原価明細表を完成させる。問2は4つの説明文を形態別・事前・総合・個別原価計算のいずれかに対応づける。
解き方
正解の数値は第35回の資料ページ(無料登録)で確認できます。
問1 当月発生工事原価 費目別の当月発生額
材料は 月初56,000+純仕入(845,000−32,000)−月末63,000。賃金・外注費は 支払高−月初未払+月末未払。経費は保険料・地代家賃を前払の再振替と繰延べで調整し、事務用品費は未払を調整して各項目を合計する。
問1 当月完成工事原価 費目別の完成工事原価
費目ごとに 未成工事支出金の月初残高+当月発生額−月末残高。
問2 原価計算の種類
量産品の期間平均は総合、指図書ごとの集計は個別、材料費・労務費などの区分は形態別、受注のための見積・予算は事前原価計算。
押さえるべきポイント
- 当月発生工事原価と当月完成工事原価を区別し、未成工事支出金の月初・月末残高で調整する
- 工事未払金・前払費用の月初再振替と月末の見越し・繰延べを忘れない
- 人件費は従業員給料手当・法定福利費・福利厚生費の合計で別途集計する
間違えやすい点
- 仕入割引は金融上の収益であり材料仕入高から控除しない
- (うち人件費)の金額を完成工事原価の合計に二重に含めない
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