建設業経理士2級 過去問 第39回 第3問 解説材料元帳による払出単価の計算(先入先出・移動平均・総平均)

2026年9月13日(日)実施・原価計算・配点14点

どんな問題か

1か月分の材料元帳の受払記録をもとに、先入先出法による各払出金額、移動平均法による特定工事の材料費の合計、総平均法による次月繰越金額を計算する問題です。単価の端数は円未満を四捨五入します。

論点:材料費・材料の受払

正解と解き方

  1. 問1 先入先出法による払出金額

    正解:(A)¥99,000/(B)¥47,250/(C)¥164,500/(D)¥118,700

    受入ロットごとに残数量を追います。(A) 60本@1,200 + 20本@1,350、(B) 35本@1,350、(C) 105本@1,500 + 5本@1,400、(D) 55本@1,400 + 30本@1,390。12/16の払出は25本@1,350 + 15本@1,500です。

  2. 問2 移動平均法による502工事の材料費

    正解:¥225,780

    受入れのたびに平均単価を計算し直します(@1,286 → @1,428 → @1,420 → @1,400)。502工事は12/11の49,980、12/16の56,800、12/26の119,000の合計です。残高金額は直前の残高から払出金額を引いて求めます。

  3. 問3 総平均法による次月繰越金額

    正解:¥125,000

    総平均単価 = 610,800 ÷ 440本 = 1,388.18… → @1,388。払出 = 1,388 × 350本 = 485,800。次月繰越 = 610,800 − 485,800 = 125,000。

押さえるべきポイント

  • 先入先出法では受入ロットごとの残数量をメモしながら払出しを割り当てる
  • 移動平均法の残高金額は「直前の残高金額 − 払出金額」で管理する
  • 総平均法の次月繰越は「受入合計 − 払出合計」で求める

間違えやすい点

  • 502工事への払出3回のうち12/16の40本を落とす
  • 移動平均法で残高金額を「残高数量 × 四捨五入後の単価」で計算する
  • 総平均法の次月繰越を@1,388 × 90本 = 124,920とする

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