建設業経理士2級 過去問 第35回 第2問 解説進行基準の見積変更・前払利息・有価証券売却・総合償却
2024年9月8日(日)実施・計算・配点12点
どんな問題か
見積額の増額と追加請負金がそれぞれ別の期に生じた場合の当期完成工事高、支払利息勘定の貸借差額による期末前払利息、手数料を含めた投資有価証券の売却損益、加重平均法による総合償却の平均耐用年数を求めさせる。
解き方
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(1) 工事進行基準の当期完成工事高
前期まで:50,000,000×8,500,000/42,500,000=10,000,000。当期累計:55,000,000×(8,500,000+7,650,000)/42,500,000=20,900,000。差額が当期分。
(2) 期末の前払利息
支払利息勘定で、期首再振替 3,000+当期支払 150,000 − 損益計算書の支払利息 148,000 = 期末前払利息。
(3) 投資有価証券の売却損益
取得原価に購入手数料を含め単価 302.6。売却分帳簿価額 605,200 と手取額 420×2,000−6,000=834,000 の差。
(4) 総合償却の平均耐用年数
要償却額合計 11,600,000 ÷ 年償却額合計(900,000+760,000+500,000)=5.37…を切り捨て。
押さえるべきポイント
- 見積変更・追加請負は発生した期以降の計算に反映する
- 経過勘定はT勘定を書いて貸借差額で求める
- 取得時の手数料は取得原価に含め、売却時の手数料は手取額から控除する
間違えやすい点
- (1)で前期分を当初の見積額 40,500,000 で計算しない(前期に見積額は変更済み)
- (4)で耐用年数を単純平均しない
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