建設業経理士2級 過去問 第36回 第2問 解説材料費・銀行勘定調整・本支店・未払賃金の計算4題
2025年3月9日(日)実施・計算・配点12点
どんな問題か
材料勘定と未成工事支出金勘定の勘定連絡から完成工事原価の材料費を求める問題、銀行残高から調整前の当座預金勘定残高を逆算する問題、本店側の支店勘定の期末残高、賃金勘定の貸借差額から当月未払高を求める問題の4題。
解き方
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(1) 完成工事原価報告書の材料費
当期消費高=期首16,000+仕入283,000−期末21,000=278,000。材料費の完成工事原価=期首未成32,000+278,000−期末未成43,000。
(2) 調整前の当座預金勘定残高
両者区分調整法で整理し、銀行残高242,000+時間外預入10,000=252,000に一致させる。当社残高=252,000−未渡小切手25,000+未通知の引落し8,000。
(3) 本店における支店勘定の期末残高
本店側の仕訳を考える。備品発送42,000と経費立替8,000は支店勘定の借方、支店からの送金15,000は貸方。32,000+42,000+8,000−15,000。
(4) 当月賃金未払高
賃金勘定の借方は支給総額3,273,000(控除前の総額)と月末未払高、貸方は前月未払高523,000と当月労務費3,138,000。貸借差額で523,000+3,138,000−3,273,000。
押さえるべきポイント
- 材料費の完成工事原価は材料勘定→未成工事支出金(材料費)の2段階で差額計算する
- 未渡小切手と連絡未通知は当社側、時間外預入は銀行側の調整項目
- 賃金勘定の支払額は源泉所得税等を控除する前の支給総額を使う
間違えやすい点
- 賃金計算で現金支給額(手取り)を使ってしまう
- 未渡小切手を銀行側の調整と取り違える
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