建設業経理士2級 過去問 第33回 第4問 解説原価・非原価の区分と工事別原価計算表の作成
2023年9月10日(日)実施・工事別原価計算表・配点24点
どんな問題か
問1は費用や損失がプロダクト・コスト、ピリオド・コスト、非原価のどれに属するかを答える問題。問2は予定賃率による労務費と、直接原価基準による工事間接費の予定配賦を計算して工事別原価計算表を完成させ、配賦差異の月末残高を求める。
解き方
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問1 原価・非原価の区分
現場の資材費や現場監督者の人件費は工事原価、本社職員の出張旅費は期間原価、借入金利子と盗難損失は非原価。
問2-1 当月完成工事原価
月初未成工事原価+当月の直接原価+工事間接費で集計する。
問2-2 月末未成工事原価
未完成のNo.502・No.602について同様に集計する。月初未成工事原価はNo.501が1,329,000、No.502が2,778,400。
問2-3 労務費と工事間接費
労務費は予定賃率2,100円×直接作業時間。配賦率は予算2,252,000÷直接原価の総見込額56,300,000 = 0.04で、各工事の当月直接原価に掛ける。
問2-4 工事間接費配賦差異の月末残高
予定配賦額343,200 − 実際341,000 = 2,200の貸方差異。前月の借方残高3,500と相殺して借方1,300。
押さえるべきポイント
- 直接原価基準の配賦率=工事間接費予算÷直接原価の総発生見込額
- 直接原価には予定賃率で計算した労務費も含める
- 配賦差異の残高は前月繰越と当月発生を合算する
間違えやすい点
- 直接原価に月初未成工事原価を含めて配賦額を計算してしまう
- 借入金利子をピリオド・コストとしてしまう
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