建設業経理士2級 過去問 第37回 第2問 解説社債償還・火災保険金・材料評価損・のれん償却の計算4題
2025年9月7日(日)実施・計算・配点12点
どんな問題か
平価発行した社債を額面未満で買入償還したときの償還益、焼失した倉庫の帳簿価額と火災損失から保険金の受取額を逆算する問題、材料評価損から期末の取引価額を逆算する問題、時価で受け入れた純資産と買収額からのれんの年間償却額を求める問題の4題。
解き方
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(1) 社債の買入償還益
買入額=10,000,000×99.6/100=9,960,000。償還益は額面との差額。端数利息は社債利息として別に処理し、償還損益には含めない。
(2) 火災保険金の受取額
焼失時の帳簿価額=5,500,000−4,950,000=550,000。帳簿価額−火災損失200,000が保険金。
(3) 材料の期末取引価額
評価損は実地棚卸数量(2,800−80=2,720個)に対して計上されるので、1個あたり評価損=38,080÷2,720=14。帳簿単価350−14。
(4) のれんの1年分償却額
土地を時価で受け入れ、資産13,000,000−負債8,000,000=5,000,000。のれん=9,500,000−5,000,000=4,500,000を最長20年で償却。
押さえるべきポイント
- 社債の買入償還損益は買入価額と帳簿価額の差で、端数利息とは分けて考える
- 材料評価損は棚卸減耗を除いた実地数量に対して計算する
- 買収時の資産・負債は時価で受け入れ、のれんは最長20年で償却する
間違えやすい点
- のれん計算で土地を簿価のまま使う
- 材料評価損を帳簿数量2,800個で割ってしまう
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