建設業経理士2級 過去問 第28回 第4問 解説原価計算の種類の理論と工事別原価計算表の作成
2021年3月14日(日)実施・工事別原価計算表・配点24点
どんな問題か
問1は記述が形態別・総原価・総合・個別のどの原価計算に関係するかを選ぶ理論問題。問2は予定賃率による労務費と直接原価基準の予定配賦による工事間接費を計算して工事別原価計算表を完成させ、配賦差異の月末残高を求める。
解き方
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問1 工事原価計算の種類
費目別区分→形態別、営業費まで原価に含める→総原価、期間原価÷生産量→総合、指図書ごとの集計→個別。
問2 労務費・工事間接費 予定賃率と直接原価基準による配賦
労務費 = @1,200 × 直接作業時間。配賦率 = 2,169,000 ÷ 72,300,000 = 0.03 を各工事の当月直接原価(材料費 + 労務費 + 外注費 + 経費)に掛ける。
問2 完成・未成 完成工事原価と月末未成工事原価
各工事の月初未成工事原価 + 当月直接原価 + 工事間接費配賦額を集計し、完成したNo.100とNo.200を完成工事原価、No.110を月末未成とする。
問2 配賦差異 工事間接費配賦差異の月末残高
当月差異 = 予定150,000 − 実際160,000 = 借方10,000。前月繰越の貸方3,500と相殺して借方6,500。
押さえるべきポイント
- 直接原価 = 材料費 + 労務費 + 外注費 + 経費(工事間接費は含めない)
- 予定配賦率 = 工事間接費予算額 ÷ 直接原価の総発生見込額
- 配賦差異は月次で繰り越すので、前月残高との相殺で月末残高を出す
間違えやすい点
- 前月繰越の配賦差異が貸方残高である点を見落とさない
- 配賦基準の直接原価に月初未成工事原価を含めない
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