建設業経理士2級 過去問 第33回 第1問 解説剰余金・建設仮勘定・社債購入・火災未決算などの仕訳5題
2023年9月10日(日)実施・仕訳・配点20点
どんな問題か
純資産の振替、建物の完成引渡し、社債の買入れ(端数利息の日割計算)、焼失した機械の火災未決算への振替、前期工事の補修費に対する完成工事補償引当金の取崩しを仕訳する5題。
解き方
正解の数値は第33回の資料ページ(無料登録)で確認できます。
(1) 別途積立金の取崩し
任意積立金を取り崩すと繰越利益剰余金に戻すので、別途積立金を借方で減らす。
(2) 本社建物の完成引渡し
契約時の支払額は建設仮勘定に計上済み。引渡し時に契約代金全額を建物とし、残額21,000,000 − 7,000,000を小切手で支払う。
(3) 社債の買入れと端数利息
取得額は5,000,000×98/100。端数利息は前回利払日の翌日4/1から買入日5/1までの31日分で 5,000,000×1.825%×31/365。
(4) 機械の焼失(保険査定中)
保険金が確定するまで、帳簿価額(8,200,000 − 4,920,000)を火災未決算に振り替えておく。
(5) 完成工事補償引当金の取崩し
前期に引き渡した工事の補修なので、発生額分だけ引当金を取り崩す。未払いの外注代は工事未払金。
押さえるべきポイント
- 純資産の増加は貸方、減少は借方
- 端数利息は前回利払日の翌日から買入日までを日割りで数える
- 火災未決算には焼失資産の帳簿価額を振り替える
間違えやすい点
- (5)で引当金残高1,500,000を全額取り崩してしまう
- (2)で建設仮勘定の振替を忘れ、契約代金全額を当座預金で処理する
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